組織づくりを「続ける」姿勢
組織づくりに取り組むときに、実践者はどういう姿勢で臨むのか?書籍に組織づくりを書こうとする中で、ここ最近、ずっと考えているテーマだ。
どんな立場でも、自らが「具体的な一歩」を進める意志を持つ
基底をなすとも言える人間理解を深める、さらにはその過程で自分自身の理解も深める
組織を大切にしつつ、どこまでも「手段」として捉え続ける
自分の思考や能力を限界にせず、ベストな選択肢を選び続ける
色々な角度から考えながら、繰り返し「〇〇し続ける」という言葉を使いがちであることに気付いた。
ビジネスの活動に取り組む以上、「継続性」は重要な観点だ。それは組織に限らず、事業、財務、技術などでも変わらない。ただ、こと組織に関しては、より時間軸の長さを伴った姿勢を持ち続けることが重要だと感じている(と書きながらまた「続く」を使った)。
人や関係性に関することは、つい、目の前にいる人の感情や言葉に影響されやすい。それを認識したうえで、「時間軸」を持つことが重要である。色々な角度から、そのことを繰り返し伝えようとする本になるのかもしれない。
令三社/山田裕嗣
リサーチ
Brewing with Nature: Practices from a 350-Year-Old Sake Brewery
今年は海外へのリーチを意図的にもっと広げよう、ということから、先日公開した寺田本家のインタビュー記事を英訳してLinkedinに公開。「350年」「日本酒」「自然に沿った振る舞い」など、インパクトのあるキーワードを色々と含められたこともあり、色々な反応をもらった。
今後も、小さい形からでも英語での発信を継続的に続けることで、日本から見えることを世界に届けることができそうだ。
記事・イベント
【11/14@人事図書館】世界の先端組織から見る トップダウン以外に うまくいく組織はあるのか
人事図書館の館長吉田さんからのお誘いをいただき、新しい組織のあり方についてイベントをご一緒することになりました。
組織の形は多様で良いし、トップダウンが「悪い」わけではない
一方でトップダウンしか知らないことで「悪いトップダウン」が閉塞感を生んでいるのでは?
といった吉田さんの問題意識にも起因しています。8月から始まったハイアールのリサーチセンターの話なども交え、色んな角度で組織の形について話す機会になりそうです。
Stories of Purpose from Japan
フランスのスタートアップTalkspiritにてCCO(Chief Catalyst Officer)を務めるCristinaの連載シリーズに掲載。日本的なことに込めている意図などを問うてもらったことは、思考を整理する良い機会になった。
書籍
『人工知能と哲学と四つの問い』
「人工知能」と「哲学」。これまで色々な書籍を読んできたゲームAIの開発者であり研究者である三宅陽一郎氏を含め、「コミュニケーション」「意識」「社会」「実世界」の4つの切り口から、現象学、言語学、心理学など多彩な研究者との対話を収録する。
これまでの三宅氏の書籍もそうだが、「人工知能」というArtificialで具体的な実装と対比すると、「組織」というArtificialな創造物と相似形で捉えられることがとても面白い経験になる。


