このニュースレターについて

令三社が毎月2回(1日、16日)に発行するニュースレターです。
定期的な発信を通じて、新しい組織マネジメントに興味がある人たちによる「ゆたかな生態系」を育むことに貢献したいと思っています。

そのため、令三社の活動だけでなく、新しい組織マネジメントに関する情報を幅広く掲載していく予定です。

なぜ1日、16日に発行するか

令三社は令和3年10月1日に設立しました。
令和3年だから「令三社」というそのまんまの名前です。ただ、この社名には元ネタがあります。

その名も「明六社」。
明治6年、森有礼、西周、福沢諭吉、西村茂樹、津田真道などによって立ち上げられた学術団体です。設立時に作成された「明六社制規」の第一条には、次の主旨が書かれています。

第一条 主旨
社を設立するの主旨は、我国の教育を進めんがために、有志の徒会同して、その手段を商議するにあり。
また、同志集会して異見を交換し、知を広め識を明にするにあり。

明治維新の直後、アメリカ駐在を経験した森有礼は、西欧諸国の知恵を学び日本に取り入れる必要性を強く感じました。それは先進的な知恵への憧憬でもありましたが、それ以上に、早く学び取り入れなければ「日本が植民地化される」という不安や怖れに駆り立てられたものでもあったようです。

明六社は、毎月1日と16日の2回の会合を持ち、会員同士が闊達に意見を交換する機会を持っていました。そして、そこでの討議をまとめたものを「明六雑誌」として月2回ほど発行していました。
これは、日本における学会誌の先駆けであり、当時の日本の知識層に大きな影響を与えました。

このニュースレターも、このサイクルを引き継ぎながら、新しい組織マネジメントに興味がある人たちの「ゆたかな生態系」を育むことを目指します。

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令三社が月2回発行する新しい組織に関するニュースレター